チキンとナッツの相性抜群「クンパオチキン」
クンパオチキンという中華料理をご存知でしょうか。
宮保鶏丁(ゴンバオジーディン、拼音: Gōngbǎo Jīdīng)は、鶏肉とピーナッツを唐辛子とともに炒めた四川料理である。別名は宮爆鶏丁(発音は同じ、拼音: Gōngbào Jīdīng)。宮保および宮爆の意味ははっきりしていないが、宮保は丁宝楨が好んだことにちなむとされる。一方、「爆」の字は中国料理においては「炒」よりもはるかに強い火力で短時間に加熱する料理法を指す。英名はクンパオチキン(英語: Kung Pao chicken)。
Wikipedia「宮保鶏丁」より
日本の中華料理のメニューではあまり見たことがないが、アメリカのチャイニーズレストランには(四川系でなくても)必ずと言っていいほどある、チキンとピーナッツの辛い炒め物。
ニューヨークに来てからこれにハマってしまい、日々美味しいクンパオチキンを探して、中華料理店に行くとマストで食べたり、家でUberEatsで頼んだりする。
マンハッタンのチャイナタウン
ニューヨークには大きなチャイナタウンが2つあり、ひとつはマンハッタンに、もうひとつはクイーンズのフラッシングという場所にある。
フラッシングのほうが大きいが、マンハッタンのほうが古く、ニューヨークで最初にできた最古のチャイナタウンらしい。
この日はすごく久しぶりに訪れたが、ちょうちんでデコレーションされていて可愛いストリートになっていた。
New Shanghai Deluxe -上海老正興-
歩いていたらたまたまお腹がすいたので立ち寄った今回のお店、New Shanghai Deluxe。
チャイナタウンのメインストリートであるMott streetと、チャイナタウンを東西に横切るBayard streetの交差点の角、まさにチャイナタウンのど真ん中にある。
写真はGoogleストリートビューからの拝借なので古いものだが、現状はアウトサイドシートが用意されていて外で食べることが出来る。
チャイナタウンで外で食べるなんて、初めての体験!
恒例のクンパオチキンチェック
まだ昼前のブランチだったので、中華粥が食べたいなと思っていたのだが、メニューを確認するとお粥がなかったので、このお店のクンパオチキンをいただくことにした。
とりあえず、お粥の名残で発生したスープ欲を満たすため、酸辣湯(すっぱ辛い中華スープ)を頼む。
美味しい!
とろみもほどよくて、酸味もしっかりあってスッキリする。欲を言えば、もう少し辛いほうが好みだが、これはこれですごく美味しい。
あっという間にスープを飲み干しそうになっているところに、クンパオチキン登場。
見た目パーフェクト。ちゃんと具材が細かく切ってあるし、お肉と野菜のバランスもいい感じ。
食べてみると、めちゃくちゃ美味しい。
こちらも辛すぎない味付けだったのでもう少し辛くても良いが、しっかりコクもありごはんが進む。
久々にチャイナタウンに来たけれど、美味しいクンパオチキンが食べれるお店を1つ知ったので、とても収穫のあった気分になれた。