

行ってみたいけど入場料がけっこう高い、、と思いきや、ほとんどの美術館が無料or寄付で楽しめるという裏技があるということで調べてみました
目次
- 1 ニューヨークの有名美術館が無料で楽しめる!
- 2 Pay What You Wish(PWYW)とは?
- 3 無料 or PWYWで入れるニューヨークの美術館一覧
- 3.1 メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)
- 3.2 メトロポリタン美術館 クローイスターズ(The Met Cloisters)
- 3.3 グッゲンハイム美術館(The Solomon R. Guggenheim Museum)
- 3.4 現代美術館(Museum of Modern Art, MoMA)
- 3.5 ブルックリン美術館(Brooklyn Museum)
- 3.6 アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)
- 3.7 ホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)
- 3.8 ポスターハウス(Poster House)
- 3.9 モーガン図書館博物館(The Morgan Library & Museum)
ニューヨークの有名美術館が無料で楽しめる!
ニューヨークには数多くの世界的に有名な美術館があり、多くの観光客が訪れる。しかし、入場料は決して安くはない。しかし、特定の日や時間に無料や「Pay What You Wish(お好きな金額を支払う)」で入場できる方法がある。
この記事では、無料やお得に入れるニューヨークの主要な美術館とその対象日を紹介する。
Pay What You Wish(PWYW)とは?
好きな金額を支払う制度
「Pay What You Wish(お好きな金額を支払う)」とは、入場料を自分で決められる制度のこと。
この制度を利用すれば、予算に応じて美術館を楽しむことができる。多くのニューヨークの美術館が、この制度を特定の曜日や時間帯に提供している。
美術館によっては「Donation(寄付)」という形で入場料を設定していないところもある。
Pay What You Wishで支払う、適切な金額とは?
「Pay What You Wish(PWYW)」制度を利用する際、一般的にいくら支払うべきか悩む人も多いだろう。この制度は、入場者が自身の予算や価値観に応じて金額を決められるものであり、美術館にとってはアクセスを広げる手段でもある。
美術館によっては、推奨金額を提示しているところもある。例えば、メトロポリタン美術館では、「Pay What You Wish」の推奨寄付額として$25を挙げているが、実際には$1から支払いが可能
1ドル
最低額として設定されていることが多い。多くの美術館ではこの額でも問題なく受け入れられる。特に予算が限られている学生や観光客にとっては、この額で利用することも多く、もちろんまったく$1でも問題ない。
ただし、美術館の運営やプログラムの継続には資金が必要なため、可能であればもう少し多めに支払うことを検討すると良い。
多くの人がPWYW制度を利用して少額を支払うことで、美術館は経済的に厳しくなる可能性もある。自分の訪問が美術館の支援になることを理解し、可能な範囲で適切な額を支払うことが望ましい。
5〜10ドル
平均的な支払い額。多くの訪問者がこの範囲内で支払うことを選んでいる。美術館の運営を支援しつつ、自分の予算に応じて無理のない範囲で支払う額として適切とされている。
20〜30ドル
無料 or PWYWで入れるニューヨークの美術館一覧
メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)

1870年設立、ニューヨークを代表する美術館のひとつ。
世界最大級の美術館で、5000年にわたる世界中のアートコレクションを展示。エジプトの遺物(「テーベの墓」)、ヨーロッパの代表絵画、レンブラント「アリストテレスとホメロスの胸像を見つめる」、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「自画像」「糸杉のある麦畑」などが有名。
ニューヨーク州の住民およびNY, NJ, CTの学生はいつでも「Pay what you wish」
予約: 不要
(通常の入場料:大人$30、シニア$22、学生$17、12歳以下無料)
The Metropolitan Museum of Art
1000 5th Ave, New York, NY 10028
公式サイト: metmuseum.org
メトロポリタン美術館 クローイスターズ(The Met Cloisters)

1938年設立。
中世ヨーロッパのアートと建築に特化した美術館で、フランスやスペインの修道院を再現。タペストリー「ユニコーンの狩り」、聖遺物箱、装飾写本などが展示されている。自然豊かな環境の中で、中世の美術品を楽しむことができる。
ニューヨーク州の住民およびNY, NJ, CTの学生はいつでも「Pay what you wish」
予約: 不要
(通常の入場料:大人$30、シニア$22、学生$17、12歳以下無料)
The Met Cloisters
99 Margaret Corbin Dr, Fort Tryon Park, New York, NY 10040
公式サイト: metmuseum.org/visit/met-cloisters
グッゲンハイム美術館(The Solomon R. Guggenheim Museum)

1939年設立。
フランク・ロイド・ライト設計の螺旋状の建物で知られる美術館。ワシリー・カンディンスキー「コンポジション8」、パブロ・ピカソ「アコーディオン奏者」など、現代美術やアヴァンギャルドのコレクションが豊富。建築自体も美術館の重要な展示物の一つである。
入場無料:毎週月曜日と土曜日の16:00~17:30
予約: 不要だが、事前予約が推奨される
(通常の入場料:大人$25、シニア$18、学生$18、12歳以下の子供は無料)
Solomon R. Guggenheim Museum
1071 5th Ave, New York, NY 10128
公式サイト: guggenheim.org
現代美術館(Museum of Modern Art, MoMA)

1929年設立。
現代美術の頂点を集めた美術館で、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「星月夜」、アンディ・ウォーホル「キャンベルスープ缶」、クラウド・モネ「睡蓮の池」などが展示されている。200,000点以上の作品を所蔵し、現代美術の進化を体験できる。
入場無料:毎月第一金曜日の16:00~20:00はニューヨーク市の住民に無料
※あのユニクロが協賛で「Uniqlo Night」と呼ばれている
予約: 必要
(通常の入場料:大人$28、シニア$20、学生$15)
The Museum of Modern Art
11 W 53rd St, New York, NY 10019
公式サイト: moma.org
ブルックリン美術館(Brooklyn Museum)

1895年設立。
エジプトの遺物から現代アートまで、多彩なコレクションを持つ美術館。ジャン=ミシェル・バスキアの作品、古代エジプトの「ラーの棺」などが展示されている。多様な文化と歴史を反映した展示が特徴。
第一土曜日の17:00~23:00は無料、その他の日も基本「Pay what you wish」
予約: 必要
(通常の入場料:大人$20、シニアおよび学生$14、19歳以下無料)
Brooklyn Museum
200 Eastern Pkwy, Brooklyn, NY 11238
公式サイト: brooklynmuseum.org
アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)

1895年設立。
エジプトの遺物から現代アートまで、多彩なコレクションを持つ美術館。ジャン=ミシェル・バスキアの作品、古代エジプトの「ラーの棺」などが展示されている。多様な文化と歴史を反映した展示が特徴。
ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの住民はいつでも「Pay what you wish」
予約: 必要
(通常の入場料:大人$28、シニアおよび学生$22、3-12歳$16)
American Museum of Natural History
200 Central Park W, New York, NY 10024
公式サイト: amnh.org
ホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)

1931年設立。
アメリカ現代美術に焦点を当てた美術館で、エドワード・ホッパー、ジョージア・オキーフ、ジャスパー・ジョーンズなどの作品を所蔵。新しい建物はハイラインの近くに位置し、広大な展示スペースを持つ。
入場無料:毎週金曜日の17:00~22:00、毎月第二日曜日
予約: 必要
(通常の入場料:大人$30、シニアおよび学生$24、18歳以下無料)
Whitney Museum of American Art
99 Gansevoort St, New York, NY 10014
公式サイト: whitney.org
ポスターハウス(Poster House)

2019年設立の比較的新しい美術館。
アメリカ初のポスター専門美術館。歴史的および現代のポスターを展示。オーブリー・ビアズリー、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックなどの作品が見られる。
入場無料:毎週金曜日
予約: 不要
(通常の入場料:大人$12、シニアおよび学生$8、18歳以下無料)
Poster House
119 W 23rd St, New York, NY 10011
公式サイト: posterhouse.org
モーガン図書館博物館(The Morgan Library & Museum)

1924年設立。息を呑むほど美しい絢爛豪華な図書室は必見。
金融家J.P.モルガンの私設図書館が起源で、ミケランジェロ、レンブラント、ピカソのドローイングやグーテンベルク聖書が展示。
入場無料:毎週金曜日の17:00~19:00
予約: 不要だが、事前予約が推奨される
(通常の入場料:大人$25、シニア$17、学生$13、12歳以下無料)
The Morgan Library & Museum
225 Madison Ave, New York, NY 10016
公式サイト: themorgan.org
ニューヨークの美術館巡りは、思いがけない発見と感動でいっぱい。
特に、無料入場や「Pay What You Wish」を活用すれば、誰でも気軽に名作を堪能できる。次回のニューヨーク訪問時には、ぜひこのお得な情報を活用して、美術館を巡ってみてほしい。素晴らしいアートと文化の世界に出会うことができる。



