【NY近郊】カジノもビーチも楽しめるアトランティック・シティへ小旅行:行くべき観光スポットやモデルコース(Atlantic City)
海外旅行に行きづらくなってしまった昨今、どこかNYの近場で旅行に良い場所ないかな〜。

と探していたところ見つけたAtlantic City。
カジノもビーチも楽しめる、第2のラスベガスらしい。

2泊3日で行ってみたら、すごく楽しかった!
スポンサーリンク

第2のラスベガス、カジノも楽しめるビーチリゾート「アトランティック・シティ」

ニュージャージーにあるアトランティック・シティは、アメリカではラスベガスに次ぐ第2のカジノ都市。(知らなかった!)

元々はビーチリゾートとして開発されたので観光スポットもたくさんある。

ニューヨークから程近い、穴場的リゾート地なのに、カジノもビーチも両方楽しめるなんて嬉しすぎる。。
さっそく行ってみた!

ニューヨークからバスでたったの2時間半

くわしい行き方は後日書く予定だが、ニューヨークからバスで1本、乗り換えなし、およそ2時間半で行ける。
ニューヨーク民にとってはすごくありがたい立地。

アトランティック・シティの観光スポット

タンジャー・アウトレット(Tanger Outlets Atlantic City)

バスでアトランティック・シティに到着すると、バスターミナルの隣にいきなりアウトレットモールがある。

目的地に到着するなり、数々のブランドのアウトレットショップが目に入るので、わくわくが止まらない。

このアウトレットモール、かなり広い範囲にあり、歩くだけでもひと苦労。
お目当てのブランドを絞って、狙い撃ちで行くのがいいかも。

▶️ タンジャー・アウトレット ストア一覧

ボードウォーク

アトランティック・シティの観光地のメインストリートとなっているボードウォーク。

ビーチに沿った一本道で、とっても長い。先が見えないくらい長い。
なんと長さは全長4マイル(約6.4km)あるらしい。

なんとなく4〜5車線のようになっていて、徒歩で散歩する人や自転車、トラムカーなどが行き交っている。

車線のまんなかをトラム、端を人が歩くようになっているようだが、しばしばトラムを遮っている人もいた。
基本みんな自由に動いてる。

長いボードウォークは、トラムでの移動も可能

1870年にホテルのカーペットに砂がつかないようにするために作られたのが起源。
現在の構造は、コンクリートとスチール製の支柱の上に、何千枚もの木製のツーバイフォーを積み重ねて作られている。

膨大な量の人の往来があるため、約12年ごとに板を交換しているとのこと。

どこまで行ってもすごく綺麗だったけど、こまめに交換してるからかと納得。

ボードウォークを歩いていると、ところどころにアートを施した木製の椅子が置いてある。

ホテル施設やカジノ巡り

にょきにょきと立ち並ぶホテルたち

アトランティック・シティでは、海岸線に沿って巨大なホテルがドドーンと立ち並んでいる。

大きなホテルは全てカジノを有していて、誰でも出入りすることが出来る。

オーシャン・カジノ・リゾート(Ocean Casino Resort)

アトランティック・シティのビーチ沿いホテル群の最も東側にある、大きなホテル。

タワーは一面いっぱいのガラスが空と雲を映し、青空に溶け込みながらも存在感抜群にそそり立っている。

中には広いカジノが広がっているのはもちろんなのだが、タワーの麓にあたるところがルーフトップバルコニーのようになっていて、そこにも外部からのアクセスが可能。

ビルの上ながら、芝生の敷き詰められた「The Park」という名前の空間がある。

海に面する場所にはいくつもビーチチェアやベンチが設置され、ここでのんびりくつろぐことも可能。

とりあえずのホテル見学の気分で立ち寄ったが、このテラスが気持ち良すぎて、時間さえあれば一日中いれるなと思った。

今回は時間がなくて移動したけど、次きたときはぜひ泊まってみたいホテル。

トロピカーナ(Tropicana Atlantic City)

ボードウォーク繁華街の中では西の方にあるトロピカーナ・アトランティック・シティ。

ここも大きなホテルで、カジノももちろんあるが、ホテルの中に店舗のたくさん入ったショッピングセンターが広がっているのも特徴。

天井には青空が描かれ、日本にあるお台場のヴィーナスフォートのような雰囲気。

ショッピングセンター内は、噴水があったりとゴージャスな造りで、中を歩くだけでも楽しい。

シーザーズ(Caesars Atlantic City)

バスターミナルを出るとすぐに見えてくる、象徴的なホテル。

ラスベガスにもシーザーズ・パレスという同じ系列のホテルがあり、建物を見るだけで「カジノの街にきた!」という気分にしてくれるホテル。

ラスベガスのホテルと同じく、古代ギリシャのテイストで統一している。

カジノには3,400台以上のスロットマシンがあり、アトランティックシティで最大のカジノの1つとのこと。

ハードロック・ホテル&カジノ(Hard Rock Hotel & Casino)

ボードウォークの中央にドーンと鎮座している、アトランティック・シティの象徴のようなホテル。

もともとは、1990年に元大統領ドナルド・トランプ氏によって開業され、「トランプ・タージマハル・ホテル」という名前だった。

マネーロンダリング規制の違反による罰金による破産などで、2016年に閉業。

2017年にハードロック・インターナショナルによって、現在の「ハードロック・ホテル&カジノ」としてリニューアルオープン。

設立当初、「世界最大のカジノ」と謳われていただけあり、めちゃくちゃ広い!!

行っても行ってもカジノ

建物の内部はとてもゴージャス。

カジノからエントランスに降りていく、吹き抜けのエスカレーターの上には、、かわった形の照明が。

よく見ると、照明が、ハードロックブランドの象徴であるギターの形になっている。

ハードロックの象徴、ギターのマーク

アトランティック・シティに行ったからには、お散歩がてら、一度中を通り抜けておいてもいいホテル。

海の上の遊園地 スチール・ピア(Steel Pier)

ハードロック・ホテルのすぐ向かい側、海側に突き出すように遊園地「スチール・ピア」がある。

とくに入場料等はなく、いつでも誰でも敷地内には入っていける。

トンネルをくぐると、向こうは海の上の遊園地!

乗り物に乗る方法

乗り物に乗りたい場合は、1枚1.5ドルのチケットを購入し、だいたい4〜6チケット(乗り物によって枚数が異なる)を消費して乗る。

このブンブンまわるやつは6チケット必要

メリーゴーランドは4チケット(6ドル)、スウィングカルーセル(上写真のブンブンまわるやつ)は6チケット(9ドル)を使用。

シンボリックな観覧車とメリーゴーランド

観覧車

ニュージャージーの海岸線を一望できるという観覧車は、遊園地共通のチケット制ではないみたい。

公式サイトで日付を指定してのオンライン購入。9.99ドル。

ヘリコプター乗車

また、この遊園地の一番奥(海)から、ヘリコプターも乗れる。

コースは2種類。

  • 海岸に沿って飛ぶ「ショアライン・ツアー」70ドル
  • 街のほうも飛ぶ「シティ・ライド」140ドル

けっこうひっきりなしにお客さんがきていて、ヘリコプター試乗を楽しんでいた。

ビーチ

アトランティック・シティと言えば、カジノに次いで、やっぱりビーチ!

街自体が海岸に沿って栄えているので、もうそこらじゅうがビーチだらけ!

遊園地のすぐ脇も、ビーチ

どこまでも続く広い広いビーチは開放的でとっても気持ちいい。

場所によって海水浴ができる場所とできない場所があるので、注意が必要。

いろんな景色も楽しめるので、自分だけのお気に入りのビーチポイントを見つけるのも楽しい。

めっちゃカモメにたかられてるカップル発見

土産物マーケット

ボードーウォーク上、地球儀がせり出ている「Ripley's Believe It or Not!」という博物館の西側に、ギフトショップが立ち並ぶ通りがある。

博物館「Ripley's Believe It or Not!」

同じようなお土産屋さんがずっと続いていて、よく観光地にある地名が書かれたTシャツやパーカー、バッグや帽子等が売られている。

お店によって取り扱っている商品が微妙に違ったり、中には爬虫類(!)やヤドカリ等の生き物を売っているお店も。

何軒ものギフトショップが立ち並ぶ

本当にいるかいらないかはさておき、旅行に来るとつい買ってしまう、というものがたくさん売られているが、観光地気分を盛り上げるのに一役かってくれる。

こういうところで買うものって、あとになったら何で買ったんだろうって思うときある。。

ビーチバー(Beach Bar)

夜は、海岸に沿ってビーチバーがオープンする。

ハードロック・ホテルや、バリーズなど、ホテルが主催してビーチ上にバーを設置している。

海岸で飲む開放的なバー

夜になると、クラブかのごとく音楽がガンガン鳴り響くので、どこにバーがあるか音ですぐ分かる。

でもビーチバーかな?と思って騒がしいところに目指していったら、爆音で音楽かけてるただの人だったりすることもたまにある。。
#スピーカー持参 #日本じゃ考えられないくらいの爆音

海沿いのアウトドアでお酒が飲める、とっても開放的なビーチバー、アトランティック・シティに行ったら外せない。

ミス・アメリカ本部(Kennedy Plaza)

アメリカで100年近く続く歴史のあるミスコンテスト、「ミス・アメリカ(Miss America)」。

2019年に水着審査を廃止したことでも話題になったが、そのコンテストの本部および決勝の地がこのアトランティック・シティにある。

本部「ケネディ・プラザ(Kennedy Plaza)」の前には、ミス・アメリカ像があり、たくさんの人がここで像と一緒に写真を撮影しているのを見た。

象のルーシー(Lucy the Elephant)

ここからはカジノやホテルのある繁華街からは少し離れた見どころ。

アトランティック・シティのある半島をそのまま海岸線沿いに南に行った「マーゲート・シティ(Margete City)」という場所にある、この象。

名前はルーシー。

住宅街に突如現れる象

英語版のWikipediaページがあったので見てみたところ、1881年に作られて、現状、道路脇にある観光名所として最古のものらしい。。「道路脇にある観光名所」というカテゴリがちょっと謎w

もともとは、このあたりの土地を開発したときに、家を売るため、人を集めるための観光名所として作られたそう。

牙があるのはオスの象の特徴だが、メスの象「ルーシー」として親しまれているらしい。象も多様化の時代。

1900年代前半まで、レストランやコテージとしても使われ、「エレファント・ホテル」としてアトランティック・シティの象徴的な扱いだったらしい。

ルーシーの体内

1976年には、アメリカ国定歴史建造物として保存対象に指定された。

2020年3月17、18、19日にはAirbnbに1泊138ドルで貸し出しされたらしい。

のんきな顔が憎めない..

ちなみに、ルーシーの下にお土産に象グッズとかを売っているお店があり、そこの店員さんが突然日本語で話しかけてきて驚いた。

数ヶ月、日本に住んでいたことがあるらしい。

ヴェントナー・シティ(Ventnor City)

アトランティック・シティから、象のルーシーのあるマーゲート・シティまでは、直線で7〜8キロくらいある。

バスや車で行くのが通常なのだと思うが、もし体力に自信があって、天気が良いようであれば、歩くのもおすすめ。
行く道中に通る「ヴェントナー・シティ(Ventonor City)」は、また雰囲気がまったく違って面白い。

高級住宅街の立ち並ぶ海岸線

アトランティック・シティから続くボードウォークは、ヴェントナー・シティにも繋がっていて、そのまま歩き続けることが出来る。

ずーーーっと続くボードウォーク

同じボードウォークの上を一本道さながらずっと歩いていくのだが、ヴェントナー・シティに入るころには、海岸線の景色はまったく変わる。

たくさん立ち並んでいたド派手なカジノホテルはなくなり、代わりに大きなマンショや高級住宅街が見えてくる。

海岸の近くに建つ家は、一軒一軒が本当に大きく、まさに豪邸ばかり。

ガツンと大きい家ばかり

こじんまりとした家はひとつもなく、どこもかしこも、ビックリするようなサイズの家ばかり建っているこの地域。

ここまでくると街自体が映画のセットのよう。

バルコニーや玄関ポーチがしっかりあったり、まさにアメリカっていう雰囲気の家が多い。

なかにお城のような大豪邸も。

プールにアヒル!

実際に人が住んでいる家もあれば、別荘として貸し出ししている家もあったが、いずれにせよそこそこいい値段がしそうだ。

道にもなんだかエレガントな噴水とかある。

少し内陸に入ると、歩道の芝生が永遠に整えられていて、どこまで行ってもセットのよう。

アメリカ=あまり綺麗じゃない(汚い)のイメージが払拭されていく。。

めちゃめちゃ綺麗な公共の場

正直、こんな大きな家の集合体、初めて見たかも。
日本では見たことがないような大きさと様相の家ばかりだった。

可愛らしい街中

海岸線を少し離れて内陸(といっても道2本分くらい)に入り、マーゲート・シティに向かってずんずん進んでいくと、ちょっとだけ繁華街になっているところがある。

ヴェントナー・アベニューとニューポート・アベニューが交差するあたり。

ちょっとした雑貨屋さんや、可愛らしいカフェなどが2〜3ブロックくら並んでいる。

もし、アトランティック・シティから象のルーシーに向かって歩いて行くのであれば、このあたりのお店で途中休憩していくのが良い。

ちなみに、象のルーシーのあるマーゲート・シティに近づいていくと、シンボルであるルーシーの描かれた給水塔が見えてくる。

だいぶ近づいた

映画やドラマに出てくるような、海外の雰囲気あふれる街並みの中を歩けるヴェントナー・シティ、お散歩するのはかなり楽しい。

アトランティック・シティ旅行 モデルプラン

ニューヨークからバスで2時間半程度なので、がんばれば日帰りでも行けるが、1泊2日か2泊3日が推奨。

1泊2日のモデルプラン

1泊のみの場合は、移動や観光の時短のためにも、カジノのある大型ホテルに宿泊がおすすめ。
ラスベガスもそうだが、大型カジノがある観光地だからか、ホテルがそこまで高くない。

1日目

▼ 早朝ニューヨークを出発して、午前中にアトランティック・シティ到着

▼ ボードウォーク散策(マーゲート・シティ方面に徒歩で向かう)

▼ ヴェントナー・シティのカフェでブランチ

▼ 象のルーシー

リゾートホテルのレストランでディナー

▼ ビーチバーで乾杯

2日目

▼ ホテルで朝食

▼ ビーチでのんびり

▼ 海沿いのカフェでランチ

▼ 土産物マーケットを散策

▼ (時間があったら)アウトレットモールでお買い物

▼ 夕方アトランティック・シティを出発して、夜ニューヨーク帰着

2泊3日のモデルプラン

2泊3日の場合は、比較的のんびりできるので、海から少し離れたモーテル安宿に泊まるのもアリ。
ただし、繁華街でないところは夜は本当に人気がなくなるので要注意!

予算に余裕があるのであれば、ラグジュアリーホテルに泊まってプールでまったりも理想的。

1日目

▼ 午前中ニューヨークを出発して、昼頃にアトランティック・シティ到着

海沿いのカフェでランチ

▼ ホテル・カジノ巡り

▼ ホテルのレストランでディナー

▼ ビーチバーで乾杯

2日目

▼ ボードウォーク散策(マーゲート・シティ方面に徒歩で向かう)

▼ ヴェントナー・シティのカフェでブランチ

▼ 象のルーシー

▼ リゾートホテルのレストランでディナー

▼ ビーチバーで乾杯

3日目

▼ ホテルで朝食

▼ ビーチでのんびり

▼ 海沿いのカフェでランチ

▼ 土産物マーケットを散策

▼ (時間があったら)アウトレットモールでお買い物

▼ 夕方アトランティック・シティを出発して、夜ニューヨーク帰着

▼ 海外生活やアメリカ生活に関するブログがたくさんあります

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

スポンサーリンク

Twitterもやってます(ニューよう子 @ny_detour)

おすすめの記事