【新名所】NYCに新登場!五感を刺激するアート&テクノロジーの融合「Mercer Labs」(マーサー・ラボ)
ニューヨークに新らしくできた美術館、Mercer Labs!

入場料が少し高めだけど(最新情報は公式サイトを参照)、「Museum of Art and Technology」と聞いてさっそく行ってみました
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Mercer Labs(マーサー・ラボ)とは

新しい体験を提供する新ミュージアム!

Mercer Labsは、2024年2月14日のバレンタインデーにニューヨーク金融街にオープンした、アートとテクノロジーを融合させた新しいミュージアム。創設者は、アートコレクターであり起業家でもあるRoy Nachum氏。従来の美術館とは一線を画す、五感を刺激する体験を提供している。

Roy Nachumとそのビジネスパートナーである不動産開発者Michael Cayreによって創設された。彼らのビジョンと情熱によって、36,000平方フィートにおよぶ場所が、芸術と感覚を刺激する最先端技術によって彩られている。

▶️ Mercer Labs 公式サイト

Mercer Labs はどこにある?

Financial Districtのど真ん中、先日復活したCentury21の横に存在感ある白い箱がそびえ立つ。

Mercer Labs
21 Dey St, New York, NY 10007

新進気鋭の現代アーティスト Roy Nachumが創設

創立者 Roy Nachumとは

Roy Nachumは、イスラエル生まれの起業家でありアートコレクター。
幼い頃からアートに興味を持ち、10代の頃から作品収集を始める。2010年にニューヨークに移住後、アートとテクノロジーを融合させたプロジェクトを立ち上げ、多くの成功を収める。Mercer Labsは、彼の長年の夢であったアートとテクノロジーの融合を実現したプロジェクトである。

Nachumは、アートは単に見るだけでなく、体験するものであると考えている。Mercer Labsでは、観客が作品に触れ、互動し、五感を使って作品を理解できるように設計されている。

彼の作品は、ブラインドを象徴する「Crown Kid」と、触れることができる点字詩を特徴としている。
Nachumは、アートとインタラクションの新しい関係性を構築し、視覚障害者や聴覚障害者も含めた全ての人に平等な体験の機会を提供しようとしている。

15部屋の異なる体験が待ち受ける!

今後、その革新性において特に注目されるべき場所となりそうな Merceer Labs。
そこには15部屋の異なる体験が訪問者を待っていて、各部屋は独自のテーマと技術を特徴としている。

ここでは、その一部を紹介する。

光と音に包み込まれる没入空間Portal」

訪問者が最初に訪れる部屋は、かなり広く、部屋全体にプロジェクションアートを投影した没入空間。
天井から床まで続く巨大なLEDスクリーンと3Dサウンドシステムで構成された空間において、常に変化する映像と音楽は、観客を未知の世界へと誘い、一体感と没入感を与える。

鏡と映像が織りなす幻想的な世界Mirror」

次の部屋は、かなり広く、より没入感が高まる演出となっている。
無数の鏡とプロジェクターを用いて、観客自身も作品の一部となる空間。鏡に映る自分と映像が混ざり合い、見る者を魅了する。

映像は次々と色や形を変え、違う世界を見せていく。

音の波形を可視化するインタラクティブな体験Waveform」

マイクを使って音を出すと、その音の波形がリアルタイムで可視化される空間。音と視覚が一体となり、新たな感覚を味わえる。

人気部屋!光と影が織りなす花畑Bloom」

Mecer Labsでも人気のある部屋のひとつ。
花畑の中を歩き回ると、モチーフの王冠をかぶった猿が登場する。

床一面に広がるLEDライトが、センサーによって動きに合わせて光を変化させる空間。まるで花畑の中にいるような感覚を味わえる。

花畑の中に設置された鏡に映る映像にうつる、猿と、次々とこぼれてくる花によって、現実と仮想が混ざり合い、不思議な感覚を与える。

アームロボットによるパフォーマンス

ひとつの展示室では、KUKA社のアームロボットと思われるロボットによるパフォーマンス。
枯山水のような模様をつくったり、砂に字を書いて、観客にメッセージを送ってきたりする。

オシャレなお土産ショップもある

最後はお土産ショップもあり、販売している商品ラインナップはまるでオシャレなセレクトショップのようだった。
日本のお香やキャンドル、禅をモチーフにした商品もいくつか。

Tシャツやパーカーなどのアパレルもあるが、すべてとても高価!

すべて観覧してみての所要時間

今回、平日の夜に行ったが、まだ新しいのかまったく混んでなく。
入ってから美術館を出ての所要時間は2時間半。
かなり大きめの美術館をまわったかくらいの時間だったが、没入体験系が多いせいかそれほど経過した感じはしなかった。

行ってみて、すごく楽しかった!

Team Lab(チームラボ)の展示にそっくりだな、というのが正直な感想でした

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