

夏の日帰りお出かけにおすすめです。
ただし、月・金・土・日のみの営業なので要注意!
Dia Beaconとは
1974に設立された現代美術館で、さまざまなアーティストの野心を可能にする思いを込め、ギリシャ語で "through" を意味する "Dia" を名前につけた。
現在は、アメリカとドイツに9つの常設施設と、ニューヨーク州に3つのギャラリーをもつ。
(ニューヨークのDia Chelsea、ハドソン・バレーのDia Beacon、ロングアイランドのDia Bridgehampton)
Dia Beaconへの行き方
Dia Beaconの場所
ハドソン川沿いに北上した、ビーコンという町にある。
ビーコン駅から徒歩で約10分。
グランドセントラル駅から電車で1時間半
ニューヨーク市内から行く場合は、グランドセントラル駅からビーコン駅まで電車で片道1.5時間。
Metro-North Railroad の Hudson Line という路線で行ける。
最大$31お得になる、割引チケットを入手せよ
グランドセントラル駅〜ビーコン駅の電車往復と、Dia Beacon美術館入場券のセット券を買えば、最大31ドルお得になる。
当日、グランドセントラル駅で購入できるので、電車で行く場合は必ずこのチケットを入手しよう。
車窓を楽しみつつ向かう片道1時間半のミニトリップ
案内掲示板で乗り場を確認して乗車
グランドセントラル駅のMetro-Northの窓口は、レストランがあるテラス(Appleじゃない方)の階段のすぐ下。
窓口の上部にある掲示板、「HUDSON LINE DEPARTURES」の表示があるところで、乗る電車の時間と乗り場(TRK)を確認。

今回は30番乗り場(TRACK 30)だったので、そこに向かう。
チケット売り場のすぐ反対側にあった。


(参考)グランドセントラル駅〜ビーコン駅 電車時刻表
▼ このページで「Hudson Line」の時刻表をチェック
Metro-North Railroad Schedules
電車で車窓を楽しむには左側の席に座れ
電車はハドソン川の右岸をずっと北上していく。
そのため、電車内では進行方向に向かって左側の席に座ると車窓を楽しめる。

ハドソン川に架かる橋や廃墟の古城が見どころ
ハドソン川に沿って北上する電車は、さまざまな景色を見せてくれる。
水に浮かぶ橋や古城などの景色を楽しみつつ、1時間半の電車旅を楽しもう。



開放的な空間で現代美術を堪能
着いたらまずはトイレ
ビーコン駅から1時間半の電車旅で、おそらくまずはトイレに行きたくなるはず。
トイレは入り口横と奥の2箇所。
エントランスに入る前、左手にカフェや本屋と一緒に最初のトイレがあるので、まずそこに行くのがいいかも。

Dia Beacon 所要時間の目安
Dia Beaconは大きな倉庫のような開放的な空間に、たくさんの現代彫刻や現代絵画がディスプレイされている。
急ぎ足で見て1時間半、ゆっくり見て約2時間〜2時間半が目安。



開放的な空間にコンテンポラリーな彫刻や絵画
何を描くかより、どう描くか Robert Ryman
Robert Rymanは、「何を描くかより、どう描くか」をコンセプトに、白い絵の具のみを使って描いた。
さまざまな素材に、さまざまな種類の白い絵の具の作品がたくさん。









その日その場所での日付を描いた作品 On Kawara(河原温)
愛知県出身でNYに住んだ河原温の、暗色の背景に白い文字(Futura)でその日の日付のみを描いた作品。
日付は常に、絵画が制作された国の言語・慣例で描かれている。
背景の色はそれぞれ必ず異なる。
その日中に作品が仕上がらなかった際は、その作品を破壊したそう。




六本木ヒルズの蜘蛛でおなじみ Louise Bourgeois
六本木ヒルズのメインビル「六本木ヒルズ森タワー」の正面の広場に設置された巨大な蜘蛛のオブジェの作家、Louise Bourgeoisの作品は、2階のフロアを広く使ってたくさん陳列されていた。
六本木ヒルズのよりはかなり小さいが、ここにも蜘蛛がいた。






他にも現代アートがたくさん







時間に余裕があれば、ビーコンの町も散策
ビーコンの町へはDia Beaconから徒歩圏内
Dia Beaconから徒歩16分(車だと3〜5分)のメインストリート沿いは、ビーコンの町の繁華街。

可愛い雑貨店や古着屋、レストラン等が立ち並び、ちょっとした散策をして楽しめる。




時刻表はこちら


