
NY、マンハッタン最北部とブロンクスの間に位置するランドローズアイランドで開催されたvegandaleというビーガンに関するイベント。食、ファッション、ライブミュージックでプラントベース(植物由来食)の活動支援をする目的!
思考、政治、派閥などの難しいことは置いておいて、めっちゃカラフルでハッピーなイベントでした。


モ〜〜牛乳はいらない!
牛乳を使用しない植物由来のチーズ。アメリカンチーズ、コテージチーズ風な味等で工夫がこなされている。
老舗のチョコレートブランドも植物性由来の素材だけで作った新商品をお披露目。

出店者らはコロナ終息あたりから始めた新規参入ビジネスが多く普段はオンライン販売がメイン。
生のお客さんの反応を肌身に感じられることは自信になると語ってくれました。

一切、動物性の肉はつかわれていません!
見た目はまんまハンバーガー
ビーガンケバブなど充実のラインナップ。

牛肉の代用選手は決まり!!
chunk社が提供するプラントベース肉はソテー、グリル、スチュー等、多くの調理に適応する。
成分リストは水、大豆を主成分としたプロテイン、ココナッツオイル、天然香料、ビーツジュース、鉄分、塩、ビタミンB12 肉の色味はビーツで演出。

本物の植物を加工したアクセサリーショップ。個人的には可愛いと感じたけど、プレゼントにはどうなんだろうって思っていたら、女性のお客さんらが興味津々で来店。おすすめはキノコのピアス。ハッピーな店主が最高すぎた。彼の個性が出まくっているアイデア商品!!

パンク系ショップ
いかつかっこいいデザインとは裏腹の植物由来を支援するテキストロゴにセンスの良さを感じる。





肉料理をしているようにしか見えない調理工程。キノコのジャーキー(個人的には好きな味。ビーフジャーキーよりは柔らかめ食感)。疑いの余地のないピザ!加工品だけじゃなく、丸ごとパインナップルのジュースを飲み歩きする人たちは映えていた。
どうでしたか?先日フランスがプラントベースは”ミート”と呼ぶ事を禁止して業界が揺さぶられていた中で開催された野外イベントでしたが結果は大盛況!!賛否があるのは重々承知、けど、ビーガンという理由だけじゃなく、宗教上の制限、健康上の理由で食べられなくなったと人たちにと目的は多様化されると思う。
特に多文化が交わるNY。友達になるのに理由を選んでいたら偏見者のレッテルをはられかねない。異文化を受け入れて食事をするってなったときに困るのが店選び。
気軽にハンバーガーを食べにいくってなった時に、ビーガンの人が食べられるものがなくてポツンと孤立しているのを見かけることがある。配慮した店を選ぶのもたいへん。友達関係で気を使う、使われるが続くといろいろと問題も発生してくる。皆で食事をしたいってなったときに、全員が味わえる物があればすごくいいんだ。イベントに訪れた人々の大半は自身がビーガンという中、ニューヨークエリアのレストラン関係者らが出店者の説明に真剣に耳をかしていた。プラントベースの食材を導入する事はお客様満足度につながるからね。
食品同様、歩み寄っているように感じさせない自然体な企業努力で異文化交流も、国際結婚も丸くなるかもね。
同様なイベントが11月11日、12日にニュージャージのMeadowlands Exposition Centerで開催されます。
興味がある方は足を伸ばしてみて下さい。