【NYFW 2024】 ニューヨークのファッションフィーバーが再び到来!

今年も2月のファッションウィークシーズンが到来しました!今シーズンはどんなユニークなトレンドがNYの地で見られたのでしょうか?今回はそんなNYFWについて、実際にショーに行ってみたレポートも交えてご紹介します。

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NYFWを解説!

ニューヨークファッションウィークとは

New York Fashion Week(NYFW)とは、一週間にわたりNYを拠点とする一流デザイナーたちが最新のコレクションを披露するイベント。毎年2月ごろに秋冬、9月ごろに春夏のコレクションが発表されます。世界中のファッション愛好家が最先端のコレクションのためにニューヨークに集う、まさにNYがファッションの中心地となる期間なのです。近年では様々な分野で活躍する有名人やセレブリティたちも各ブランドのショーに参加することも多く、イベントの注目度は高まるばかりです。

会場や参加方法は?

NYFWの期間は、マンハッタンやブルックリンを拠点にニューヨーク中で多数のショーが開催されます。主にメインとなっている会場はソーホーに位置するSpring Studioやハドソンヤード、チェルシーなど。多くの場合でチケットは招待制ですが、各ブランドはInstagramなど自身のプラットフォームでショーをライブ配信してるので、会場に行かなくてもオンタイムで見ることができます。

NYFWの歴史

NYFWが始まったのは1943年。当初は第二次世界大戦の影響を受けパリでのファッションイベントが中断され、代わってアメリカのファッション業界が主導となってイベントを開催したのが始まりとなりました。その後イベントは定期的に行われるようになり、NYでのショーはファッション業界にとって欠かせないイベントとなりました。

今シーズンの注目ポイント

今回開催されたNYFW AW2024も魅力的なラインナップでした。トップバッターはHelmut Lang(ヘルムートラング)というブランドが務め、フィナーレを飾ったのはTHOM BROWNE(トム ブラウン)。他にもコーチ、マイケル・コースなどのコンテンポラリーブランドだけでなく、3.1フィリップ・リム、アルチュザラ、アナ・スイ、キャロライナ・ヘレラなどのブランドがファッションウィークに復帰したことも話題となり活気に満ち溢れたファッションウィークとなりました。

NYFWに参加してみた!

ありがたいことにニューヨークファッションウィークのいくつかのショーを体験できる機会を得て、初めて実際に足を運んでみました。その中で印象的だったものをいくつかご紹介します。

まず私が訪れたファッションウィーク初日の9日はNYMD(ニューヨークメンズデー)といって、メンズブランドやジェンダーフリーブランドがメインとなる日。ハドソンヤード近くのスタジオで行われたショーは、スタジオ内にブランドごとに設けられたセクションがあり、そこにモデルが立ち並び観客が周りを歩くかたちのショーケース型のファッションショーでした。この形式のショーは、まるでアートギャラリーを歩くような感覚であり観客とモデルとの距離が非常に近く、服のディテールや素材を間近で見ることができるのでファッションデザインを学んでいる身としてはとても興味深いものでした。各ブランドが提案するユニークな世界観とデザインの多様性を見比べることもでき、ニューヨークのファッションの多様性を感じるいい体験でした。

次に訪れたのは Flying soloのショー。会場は今年からNYFWのメイン会場となったStarrett-Lehighという建物でした。Flying Solo(フライングソロ)のランウェイは今回のファッションウィークの中でも個人的に注目していたので実際に体験できて夢のようでした。フライングソロは、NYを拠点とする新進のファッションデザイナーたちの革新的なコミュニティ。ステージには多様なバックグラウンドやスタイルを持つデザイナーたちが作り上げた作品が次々と登場し、新進気鋭のデザイナーたちの才能やファッションの可能性を感じるイベントでした。

また、最終日である14日に参加したショーはZANG TOIというブランド。教会が会場となり、広大な空間には荘厳なライトが差し込み重厚で壮大なメロディーが響き渡る空間はとても神聖な雰囲気に包まれていました。赤と黒を基調としたドレスが中心のコレクションを身に纏ったモデルたちが優雅に歩くランウェイはまさに非日常的。会場全体がアートのようなファッションショーでした。

まとめ

さて、NYFWのシーズンが終わりました!今回のファッションウィークも一流ブランドから新進気鋭のデザイナーまで、多彩なコレクションが披露され大きな盛り上がりを見せました。NYFWはただのファッションショーだけでなく、ニューヨークのクリエイティブなエネルギーが凝縮されたイベントでもあります。来シーズンも楽しみです。

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Twitterもやってます(ニューよう子 @ny_detour)

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