【箱根観光】地下に広がる美しいアート空間 POLA美術館
自然光の溢れるつくり

箱根にプチ旅行し、POLA美術館に行ってきた。

箱根には美術館がたくさんあるが、とくに見応えのあるこの美術館。
建物もとっても美しい。

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地下に広がる美しい建物

標高約700m、箱根仙石原の森に寄りそうように佇む。地上2階・地下2階の4階建ての建物は地上部分の高さを抑え、そのほとんどを地下に置くことで自然との共生を図っている。
さらに、最上階の天井や壁面の一部はガラス張りで多くの光を採り入れる設計に。白を基調とした壁や床に陽の光が射し込み、明るく心地良い空間が広がる。

こんな感じで建物の大部分が地下

撮影OK!巨匠だらけの常設展示

日本の美術館に久しぶりに行ってびっくりしたのが、撮影OKとのこと。
海外の美術館では以前からOKだったけど、日本は厳しいな〜と思ってた。時代はかわったのね。

まったく予備学習をせずに行ったPOLA美術館だが、ゴッホやモネ、ピカソなど、超有名画家の絵画もたくさん!

シャガールの「私と村」は、MoMAでも観た気がするけどサイズ感が違う気がする...と思って調べてみたら、本人による再制作とのこと。

本作品もニューヨーク近代美術館所蔵の《私と村》(1911年)を再制作したものである。約3分の1に縮小された寸法の違いに加え、シャガールは質の悪い写真図版にもとづいて描かねばならなかったため、細部までは忠実に写されていない。シュトルム画廊の個展に出品された「原作」は、第一次大戦中は行方不明になっており、1926年にようやくシャガールはこの作品を取り戻すことができたのだった。 

ポーラ美術館

興味深すぎる日本とフランスのアートの関係

企画展では、「Connections 海を越える憧れ 日本とフランスの150年」というタイトルで、フランスに留学した日本人アーティストや、その人たちが師と仰いだ先人たちの作品が比較しながら並べてあって、とても興味深かった。

(左)黒田清輝 「野辺」1907年、(右)ラファエル・コラン 「眠り」1892年

とくに以前パリに何度も出張に行っていたときに知って、映画も観に行ったフジタの作品も多数見ることができた。

藤田嗣治(Wikipedia)

新しい企画展「フジタ-色彩への旅」も見逃せない!

2021年4月17日からは、よりレオナール・フジタ(藤田嗣治)にフォーカスを当てた、「フジタ-色彩への旅」も開催予定とのこと。

彼の半生を描いた映画も面白かったが、アートもとても繊細で、フランス情緒のなかに日本人らしい几帳面さも感じられる。日程があえば観に行ってみたい。

INFORMATION

POLA美術館
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285
公式サイト: https://www.polamuseum.or.jp/

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Twitterもやってます(ニューよう子 @ny_detour)

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