

その中に過去に打っていないワクチンがあることが判明し、世間はコロナのワクチンを打った打たないで持ちきりの中、超伝統的な予防接種を打ちに行ってきました。
いい歳していまさら大学院を目指している中で、提出必要書類の準備をしていたところ、予防接種の記録が必要なことを知りました。
目次
アメリカの大学入学に必要な予防接種
留学大国であるアメリカには、ヨーロッパ、アジア、南米など、さまざまな地域から学生が集まるのので、キャンパス内や学生寮での集団感染を防ぐためにも、入学前に予防接種を済ませておくことが求められているとのことです。
必要な予防接種は州や教育機関によって異なるようですが、最も一般的なのがMMRです。
MMRとは、
- Measles: はしか(麻疹)
- Mumps: おたふく風邪
- Rubella: 風疹
の頭文字を取ったもので、日本ではこの3つは乳児のときに接種している人がほとんどのようです。
私も、てっきり自分は打ったものだと思いこんでいました。(後ほど、打ってないことが判明)
私の申し込んだ大学院も、提出書類としてこれらの摂取記録を必要としていました。
- 2 shots of Measles: はしか(麻疹)2回
- 1 shot of Mumps: おたふく風邪 1回
- 1 shot of Rubella: 風疹 1回
予防接種記録を揃えるまでの道のり
※理想的なのは日本ですべて済ませておくのがいいと思います。
私の場合、すでに渡米した上で大学院を目指しているので、今回アメリカにいながら予防接種記録を入手する流れについて書きました。
① 母子手帳を確認

MMRは、日本でも一般的には乳児のときに済ませている人がほとんどのようですが、実際に打った証明書が必要になります。
その証明書とは、、母子手帳。
もはやどこにあるかも分からないので、その捜索から必要でしたが、母がしっかり持っていました!
ありがとう、母。
日本から、母親に母子手帳の中の予防接種記録のページを撮影して写真で送ってもらいました。
母子手帳を確認したところ、私の場合、風疹とはしかの接種記録はあったのですが、おたふく風邪の予防接種を一度も打っていないことが判明。汗
記憶はないものの、なんとなく打ったと思っていたので、正直びっくりしました。
② 母子手帳の記録を日本語の通じる病院に持参
母子手帳を確認して、すべての予防接種が済んでいることが確認できた場合、それを病院に持参して、英文表記の正式な証明書に書き起こしてもらう必要があります。
というのも、母子手帳は日本語で記載されているので、そのままだと提出できないのです。。
なので、日本語の通じる病院に持参する必要があります。
▶️ 在ニューヨーク日本国総領事館「日本語の通じる医療機関」
③ 接種してない場合は、該当ワクチンを打つ
私の場合、おたふく風邪の接種をする必要があったので、その病院で打ったあとに書類を作成してもらうことになりました。
おたふく風邪のみの注射というのはなく、MMRを接種。
風疹・はしか(麻疹)は過去に接種しているので必要ないですが、重複しても問題ないということで、混合ワクチンであるMMRを打ちました。
④ 病院で正式な証明書を発行してもらう
母子手帳で確認がとれたり、不足分の接種が済めば、病院の先生に正式な証明書を発行してもらいます。
証明書の様式は、大学でフォーマットが指定されていることもあるので、その場合はそれを使います。
他のワクチンを打つ場合は1ヶ月後
このご時世なので、コロナのワクチンをすぐ打ちたいと思っていたのですが、先生より、「おたふく風邪のワクチンを打ったので、1ヶ月あけてください」と言われました。
コロナのワクチンはまだ待てるので大丈夫ですが、大学入学準備で他のワクチンを打つ必要がある人は、所定の期間をあけることを考えると、早めに準備したほうがいいと思います。
- 理想は日本で済ませておくのがベター
- アメリカで実施する場合は、母子手帳の確認もあるので日本語の通じる病院へ
- 複数のワクチン接種が必要な場合もあるので、早めに準備をする必要あり
以上、いまさらながらアメリカでおたふく風邪のワクチンを接種した話でした。
これからアメリカの大学・大学院を目指される方に、少しでも参考になりましたら幸いです。